建物に住んでいると、いたるところにあるコーキング。

室内にも外壁にもたくさんあります。

ではこのコーキングが剥離(切れる)したり、劣化した時の

修繕は実費でないとだめなのか?

これからそれについてプロの目線で話していきます。

既にコーキングの被害でお困りの方は下記の問合せフォームからご相談ください↓↓

では、コーキングが剥離したりする理由はなんなのか?

コーキングの劣化はなぜ起こるのか

理由は大きく分けて4つあります。

1.施工不良によるもの

コーキングをきちんと目地にくっつける為には

プライマーという接着剤のようなものを塗布して施工します。

このプライマーを塗らずにコーキングを施工してしまうとかなり切れ易くなります。

他にも、プライマーを塗布しても直ぐに施工してもだめですし、

プライマーを塗布してから時間が経ちすぎてから施工してもダメなのです。

そして、サイディングの貼り方に問題があっても切れます。

ちゃんと適材適所に部材が使用されて、目地幅や深さが適正でなければ

コーキングがとても切れ易くなります。

立地条件によるもの

大きい道路の近くやトラックが良く通るところは

コーキングの劣化が激しいです。

それは、これらが通ることで地面に揺れが起きるからです。

揺れた振動の負担が壁の一番柔らかくて弱いコーキングに衝撃を与え切れます。

自然災害によるもの

これは先ほども、地面の揺れで劣化しやすいといったようなところから地震の揺れ、

台風等の強い雨や風によるものです。

そして災害とは少し違うのですが、

紫外線も当たりすぎると切れやすいです。

これはどんなものにも言えることです。

製品の不良によるもの

これはコーキングの製品としての不良だけではなくて

サイディング及び住宅の部材も含みます。

コーキングの劣化を放置するとどうなるか?

コーキングの寿命は5~10年程度が目安と言われています。

コーキングは、紫外線や雨、汚れ、熱など外的な刺激に長期間さらされ、徐々に劣化します。

劣化が進行する過程で「ひび割れ」「剥離」「破断」など特有の症状が現れるようになりますが、

放置すると水分を内部に侵入させるようになるため注意が必要です。

コーキングが劣化して水分が建物内に侵入するようになると色々な影響を及ぼし、

自分だけではなく、他人にまで迷惑をかけてしまうことがあります。

コーキングの劣化を放置すると何が起こるか。

雨漏り、耐久性の低下があげられます。

雨漏り

コーキングが劣化して水分の侵入を許すようになると、まず外壁材や胴縁材などが吸水します。

そうすると、外壁材の強度がなくなるのでもろくなったり、

あるいは胴縁材がカビや腐朽を発生させたりすることがあります。

基本的に下地面には防水シートを貼っているためすぐに雨漏りを起こすことはありませんが、

胴縁材の腐れや防水シートを固定しているタッカーの錆びなどから、

劣化はさらに加速して水分はさらに内部へと入り込むのです。

その結果、建物内部まで水分が到達すると雨漏りに発展します。

室内の雨漏りは、コーキング劣化からのもよく多いです。

耐久性の低下

水分が建物内部に入り込む過程で、

柱や土台など重要な構造が濡れることもあります。

木材が水分を含むと木材腐朽菌が繁殖することがあり

、気づかずに放置すると建物の耐久性は著しく低下してしまいます。

耐久性が低下すると、なにかあった場合に重大な症状を引き起こすのです。

では、コーキングの劣化は火災保険対象になるのか?

コーキングの劣化(剥離)は火災保険を活用する事は可能なのか?

結論は△です

上記でも記載しているように、火災保険は突発的な自然災害に活用が可能です。

保険対象になります。

※保険認定は地震や台風による風災が極めて多いです。

しかし保険の支払い対象外としては経年劣化というものが挙げられます。

保険会社もよく使う手法ですし、実際見極めるのが非常に難しいです。

そして長い年月によりだんだん劣化していったものには使えないという意味で

寿命が短いコーキングと相性が最悪です。

しかし、

台風等でコーキングが破損してしまった際に保険が承認されやすくなるポイントは2点あります。

①増し打ちという項目は使わない

増し打ちは現状復帰の修繕ではなく、保険会社からは家の強度を上げる工事だとして、

被害箇所ではなく見積もりの名目上だけで否決になってしまう事も考えられるためこの工法は

避けた方が良いです。

②ひび割れ等の写真は使わない

写真ではひび割れはあくまでも劣化と扱われてしまう事があるため、

全体の写真を撮るのではなく写真を厳選して保険申請を行いましょう。

余計な部分が入っていたために全体の保険承認金額が下がってしまったといケースも少なくありません。

コーキングのことなら【台風救済センター】へご連絡を

今回は、非常に難しいコーキングについて話していきましたが、他社では厳しくても

台風救済センターでは保険をおろすポイントを熟知しています。

今まで、こういった小さなことで保険がおりなかった方は是非一度、

【台風救済センター】にご連絡ください。

保険の認定がおりなかった場合一切費用はかかりません。ご安心ください。

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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