「トリプル台風」が来ている中、弊社のお問合せのお客様からも、【損保ジャパン】大丈夫なのか?とご連絡いただきました。
今回はそんな【損保ジャパン】を公平に話していきたいと思います。
※決して批判目的ではなく、現状のことから公平に話すので気になる方は最後まで見ていってください。


目次
ビッグモーターの件とは
中古車販売大手ビッグモーター(東京・港)が事故車の修理に伴う保険金を水増し請求し、
過大に保険金を受け取っていたことが分かりました。
外部弁護士がまとめた調査報告書によると、同社の従業員はゴルフボールを靴下に入れてふりまわすなど意図的に車両に傷をつけて損傷範囲を広げ、
損害保険会社に過大な修理費を請求していました。
兼重宏行社長らが辞任、国交省が聴取に乗りだすなど全貌解明がすすめられているとの問題。


【損保ジャパン】と【ビッグモーター】の関係
中古車販売大手・ビッグモーター(東京都港区、兼重宏行社長)が
事故車修理における保険金を不正に水増し請求していた問題で、
幹事会社である損保ジャパンは、損害査定や保険金支払い態勢などに問題がなかったか、
弁護士など第三者による調査チームを立ち上げる方向で検討に入りました。
損保ジャパンは、ビッグモーターの修理を担う板金部門や自動車保険の販売を担う保険部門などに、これまで延べ37人の出向者を送り込んでいる。
にもかかわらず、「不正請求を認識していなかった」との弁明を繰り返していたことで、
癒着疑惑が一向に晴れず、批判の声が高まっていました。
監督する金融庁の視線も日増しに厳しくなってくる中で、
第三者調査に踏み切ることで自浄作用があることをアピールする狙いがあるとみられる。
まず癒着が問題しされている損保ジャパンが調べに入って自社を犯罪に加担した、もしくは見逃していたなど報告するわけがないと私は思います。
きちんと取り締まる民間の会社を調査に加えたりしないといっこうになくなるわけがないですし、1年もすればみんな忘れてしまいます。
こういうところは昔からの日本となにもかわりません。これでSNSなどがなかったらとおもうとゾッとします。
SNSは悪い面もあると思いますがこういった情報が世間に伝わるのは良いことです。


損保ジャパンの株価

これをみてみると多少は下落しましたがすぐに持ち直しています。
ということは単純に株主やトレーダーなどはそこまでマイナスと考えていないとわかります。
ということは、世間が騒いでいるだけで、ほとんどの株主などはこういったことが多少予測できていたということになります。
損保ジャパン8月31日次第で金融庁の調査か!?
中古車販売大手「ビッグモーター」の保険金不正請求問題で、
損害保険各社は31日が金融庁に報告を提出する期限となっています。
報告を求められているのは東京海上日動、損害保険ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和など損害保険7社となります。
金融庁は不正請求の事実関係などについて報告を求めています。
このうち損保ジャパンに対しては、他社を大きく上回る37人をビッグモーターに出向させていたことや他の損保各社が中止していたなかで、
ビッグモーターとの取引をいち早く再開させた経緯などについても報告を求めています。
こうしたなか、関係者から、損保ジャパンの白川儀一社長が、
取引再開を促す発言をした去年7月の役員会議の数日前に、不正はないと結論付けたビッグモーターの自主調査が改ざんされたものだと報告を受けていたことが分かりました。
金融庁は31日に提出される報告を踏まえ、損保ジャパンへの立ち入り検査を検討しています。
今回の騒動でやはりいち早く取引を開始したことに疑念が残ります。
というのも、普通なら取引を開始せず、金融庁や世間の声をきいたうえで対応することが望ましいが、
それをうちの会社は悪いことしてませんので、
特段取引会社を停止する必要はないですよと言わんばかりの対応の早さのように感じました。
伸ばせば伸ばすほど疑念や不正を認識していたのではと思われかねないので、あえてこの対応をしたのではないでしょうか。


結局のところ【損保ジャパン】は悪いのか!?
正直なところ、良いとも悪いともいえません。
ビッグモーターが少し強引なことをしていると知っていたりしても、
それはあくまで損保ジャパンの担当者間の問題である可能性で、
会社が把握していない場合もあります。
会社自体がそれを容認し、促していたのであれば問題なのですが、
そのようなことが出てこない限りはすべてがグレーかと思います。
擁護しているわけでもありませんが、
ビッグモーターがやっていることがブラックなことをやっていたとしても
出向しているとはいえ、相手会社のやっていることをすべて把握できるわけもなく、
また、ビッグモーター側の人間たちが隠していたりしたらわかるわけがないですし。
そして、お客様を年間かなりの数集客してもらっていたりした場合、会社としてもやはり取引を続けるのはあるのかと。
かといって、バックマージンや自動車保険は保険を使うと等級が上がって加入者の保険が上がるので、ビッグモーターがやけにこういうのが多かった場合はまず内部調査をして、損保ジャパン側から指導を入れるなりするのが出向の役目かと。
つまり何が言いたいかというと、
今回は37人誰も知らなかったのであるなら、まず仕事をしていないことになり、
知っていたが黙認していた場合は37人の問題はかなりあるかなと。
なので今回の責任はどちらにせよ、出向していた37人であり、
処罰をするなどはするべきかなと思います。


今回のビッグモーターの件で火災保険にも影響
今回のビッグモーターの件で、各保険会社にしわ寄せがいったことはもちろん、
自動車保険でない、火災保険にも影響が出ています。
というのもこういった保険を、
不正に得ることが大手の会社からでてしまったので、
今後保険申請するうえで、各保険会社の審査がかなり厳しくなることがの考えられます。
現に、損保ジャパンの審査が今現在、非常に厳しくなっているように感じます。
今回のビッグモーターの件で顧客数が激変していく中、
火災保険の保険金も下ろせる部分が減っていくはずなので、少しのことでは保険がおりないようになっているのかと思います。
保険会社も民間なので、保険料をいただかないことには保険の支払いはできないです。
今までは顧客数の安定や保険というのは実際は約15%の人しか使っていないはずなので、
保険会社の収入に対しての損失がバランスよく調整できてたのです。
しかし収入が減るということは、損失も減らさないといけないので必然と保険の支払いは厳しくなります。
今後の保険会社の動向を見極めつつ、保険会社を選んでいくことが大事となるでしょう!



