まず、建物を所有している方で、昭和40年以前にご自宅を

建てた方は現在築年数50年以上になると思いますが、

保険はどうなっているか覚えていますか?

また、相続した人も以前の保険を引き継いだまま何もしてない方も

多いと思います。

台風救済センターではそういったアドバイスもしていますので

お気軽にご連絡ください。

築年数の古い家でも火災保険への加入が必要な3つの理由

結果的に、築年数の古い家でも火災保険への加入は必要だと考えます。

築年数の古い家でも火災保険への加入が必要な理由は以下の3つです。

  • 築年数が古くても保険金は支払われるます。
  • 火災保険の契約方式によって建て替え費用が下りることもあります。
  • 家が焼失した時に公的補償は満足いくほど受けられない。

築年数が古くても保険金は支払われます

火災保険に加入している以上、築年数が古くても保険金はちゃんとに支払われます。

よく古い家だと新築に比べて保険金のおりる額が安いとか

おりないのとかと思いますが、実はそんなことありません。

最近は新築時の保証として10年がついたりするので

保険を下ろす上で保険会社もかなりシビアになります。

そういった意味でも新築と築年数たった家では築年数たった方がまだよいかと思います。

話を戻すと、火災保険では加入時に建物の耐火構造や築年数に応じて、保険料を決定するのです。

耐火性が低く築年数が古い建物の場合、万一火災や自然災害に見舞われた場合、全損する確率が非常に高いのは誰でもわかると思います。

保険には新築で耐火性の高い建物に住んでいて、同様の保険内容の家庭もありますから、

保険加入者間で支払っている保険料からの保険金を受け取れる額が違うと色々とバランスが崩れてしまいますね。

※新築と築年数が古い保険料の額は違います。

しかし、新築と築年数の古い住宅で修繕のちがいがあるので、そこの保険のおりる金額は多少かわってくることはあるとはおもいます。

このように他の加入者とのバランスを取るために、保険料を多く支払うだけにすぎませんので、築年数が古い物件に住んでいるからといって保険金が支払われないことはありません。

火災保険の契約方式によって建て替え費用がおりることもある

火災保険では1998年に制度の改正が行われ、

従来の時価額契約から再調達価額契約が主流になりました。

再調達価額について詳しく知りたい方は↓

https://www.hokende.com/words/%E3%81%95/%E5%86%8D%E8%AA%BF%E9%81%94%E4%BE%A1%E9%A1%8D

従来は時価方式で、焼失あるいは損害を受けた箇所の

現在の価格によって、支払われる保険金額が決められていました。

建物は時間がたつにつれて経年劣化が進みますから、

4000万円で購入した物件だとしても被災当時の価格は2000万円まで下がっていることもあるのです。

一方で再調達価額で契約している場合には、

同等の建物を再建するのに必要な金額が支払われることになります。

つまり築年数の古い物件でも、

再調達価額で契約していれば建物を再建するのに必要な保険金がおりることもあるのです。

もちろん全損と認められなければ満額は降りませんので、そこは注意が必要です。

家が焼失した時に公的保障は満足いくほど受けられない

「各自治体で公的保障はある程度用意されているだろうから、火災保険はいらないはず」

と考える方もいるでしょうが、公的保障はそこまで手厚くありません。

自治体には「被災者生活再建支援制度」が用意されていますが、

1世帯当たり最大で300万円程度しか保障されません。

多くて、東日本大震災の岩手県で家が流されたときに500万です。

また、火災保険の使用用途はお客様次第になります。

築年数の古い家で火災保険に加入するときの注意点

築年数の古い家絵でも火災保険に加入するときには、次の注意点だけは把握しといてください。

  • 耐火構造によっては保険料が高くなる
  • 建築資材の高騰で保険金だけでは同等の建物が建てられない
  • 加入後リフォームするなら保険会社に報告が必要

耐火構造によっては保険料が高くなる

保険会社の火災保険では耐火構造によって保険料を決定します。

火災保険が採用している耐火構造には、以下の3等級用意されています。

  • M構造(マンション構造)
  • T構造(耐火構造)
  • H構造(非耐火構造)

上記に行くほど耐火性が高く、下に行くほど耐火性が低く火災発生時の被害が大きくなる可能性があります。

保険会社ももちろん強い建物と弱い建物で区別はします。

築年数の古い物件は木造で作られていることが多いでしょうから、耐火性は低くT構造あるいはH構造に分類されることが多いです。

保険会社としても燃え広がりやすい構造に住んでいる以上、

保険金の支払い機会も増えていくので、保険料を高く設定するのはごく当たり前のことなのです。

また建物自体も老朽化していますから、重ねて保険料が高く設定される傾向にあるのは事実です。

建築資材の高騰で保険金だけでは同等の建物が建てられない

建築資材は今も新しいものや性能がいいものに移り変わっています。

現在物価の高騰のように、今後もっと建築資材が値上がりしている場合には、

火災保険で受け取った保険金だけでは同等の建物が建てられない可能性があるのです。

また最近では人件費もどんどん高くなっていますから、昔の建築当初と同じ人員を同じ金額で確保するのは難しくなっている可能性があります。

4000万円で当時建てたとしても、現在の価格体では同等の建物を建てるのにさらに金額を追加しなければならないことがあるので注意です。

加入後リフォームするなら保険会社に報告が必要

「古民家に住んでリノベーションやリフォームをしたい!」と考えて、

築年数の古い物件に住もうと検討されている方もいますよね。

特に最近は投資家の人もそれを考えて古巣に手を出しています。

火災保険ではリフォームする際には、保険会社に対して変更を行った旨を申告する必要があります。

火災保険では建物の構造のほかにも建物面積も保険料を決定する基準として用いています。

リフォームやリノベーションにより増改築を行うと、

補償を適用する箇所が異なるため保険料の見直しが必要になるケースがほとんどです。

またリフォームやリノベーションを行った旨を、

保険会社に申告しておかないと再建費用が十分に確保できません。

築年数の古い物件をリフォームする目的で購入するなら、

火災保険の見直しが必要になることもちゃんと覚えておきましょう。

では、築50年以上で火災保険に入るならどこが良いのか?

築50年以上で火災保険に入るならどこが良いか?

正直補償される内容にもよりますが、

AIGが良いと思います。

https://www.aig.co.jp/sonpo/personal/product/house

楽天と損保はNGのようなのでそこは注意です。

※大丈夫だったら申し訳ないです。

火災保険の相談なら【台風救済センターへ】

今回は被害ということではなく、保険についてはなしていきましたが、

保険を入ることは大事ですし、それを使うことは

お客様の権利なので、うまく使っていってください。

保険についてご不安な方は【台風救済センター】にご連絡いただければ

最適なアドバイスさせていただきます。

また以前ご自宅に被害があったのに、保険がおりなかったなどの方も

ご連絡ください。

【台風救済センター】ならそういった案件も得意です。

保険の認定がおりなかった場合一切費用はかかりません。ご安心ください。

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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