フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?

車とかでいろいろな地域走っていると、

よく危険なところにな入れないようにしている網状のフェンスをみかけますよね。

あれも実は火災保険対象なの知っていましたか?

今回はそんな網状のフェンスについて話していきたいと思います。

フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?

フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?

金網フェンスは外構ので火災保険対象

外構とは

外構とは、建物や住宅の敷地内における、庭や駐車場、道路など、建物以外の部分のデザインや設備、造成などのことを指します。つまり、建物周辺の空間を整えることで、住宅の価値を高めたり、快適で美しい住環境を実現することが目的です。具体的な外構の例としては、庭の植栽や造園、フェンスや門扉、外壁や屋根の塗装、駐車場やアプローチの舗装、外灯やエクステリア家具などがあります。

外構は火災保険対象

一般的に、建物や構造物が自然災害によって損壊した場合は、火災保険の対象となります。

ただし、外構に関しては、気を付けないと火災保険対象にならないです。

外構の被害で火災保険が適用されるケース

フェンスや堀などの外構工事で火災保険が適用されるためには、

下記の条件をクリアする必要があるのでご確認ください。

自然災害による被害であること
②被害発生後、3年以内に申請すること
③修理費が自己免責額を上回っていること

フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?


①の自然災害には火事による火災はもちろんのこと、

台風や強風による風災、大雪や積雪による雪災も含まれます。

家のフェンスや庭などのエクステリアは、

特に風災や雪災、あるいは雹(ひょう)による雹災などの自然災害による破損を生じやすいため、火災保険の適用範囲内になります。※台風後はフェンスの被害は多いです。

ただし震災、つまり地震発生による被害は地震保険の適用範囲であり、

火災保険では保険金は給付されないため注意が必要です。

②に関して、保健法第95条では被害発生から3年が経過した場合には時効となり、

保険金給付を申請する権利が無効になると定められています。

③の自己免責額とは、その金額までの修理費は保険加入者が自費負担するという取り決めで、保険加入時に設定します。

例えば自然災害によるフェンス破損の修理額が25万円で、自己免責額が5万円の火災保険を契約している場合、給付額は被害額から免責額を引いた20万円となります。

保険によっては、被害額が20万円を超える場合は上限まで保険給付の対象となるフランチャイズ方式もあります。

フェンスの交換費用の相場

フェンスの交換費用の相場は、

フェンスの種類や材質、施工する業者、地域などによって異なりますが、一般的な目安としては、1メートルあたり5,000円から20,000円程度です。

フェンスの種類によって価格が変わりますが、

木製やアルミ製、鉄製、ビニール製などがあります。また、施工する業者によっても価格が変わりますが、大手の業者や地元の工務店など、様々な選択肢があります。

さらに、フェンスの交換に伴って、

既存のフェンスの撤去や処分費用、

新たにフェンスを設置するための地盤調整や基礎工事などが必要になる場合もあります。

これらの費用も合わせて考慮する必要がありますので、

業者さんを使う場合安くても5万前後になるかと思います。

以上のような要素によって、フェンスの交換費用の相場は幅広く変動します。

フェンス代はこちら

アマゾン

申請したら修理は必須なのか?

フェンスの修理費用として火災保険を申請した場合、その保険金は必ず修理費に充てなければならないのでしょうか。

結論から言うと、申請した保険金は修理費に充てなくても問題ありません。

火災保険とは、契約内容に基づいて所定の条件を満たす被害が起きた際に保険金を受給できる、という金融商品であり、その保険金の用途までは決められていません。

そのため、受け取った保険金を修理費として使おうが、娯楽など別の目的に使おうが、加入者の自由です。

ただし、2022年10月から法改正で復旧義務が課せられました。

詳しくはこちらを

加えて、フェンスの被害に対して保険金を受け取ったにも関わらず修理せずに放置すれば、再度フェンスに被害が発生した場合に保険金を受け取れなくなる点にも注意が必要です

これをみると直さないと罰せられると不安な方もいると思いますが、

これに関しては詳しく説明している保険会社はありません。

復旧ってどこまでが復旧なのか決めれないからなのです。

つまりフェンスが曲がっていた場合、ペンチで平らに戻すことも復旧ですし、

業者に見積を出してもらい、ご自身で直せる場合も復旧したことになります。

また、高い業者さんに見積もらって安い業者にお願いするなのどいろいろやり方はあります。

これは悪いことでないのでそこは勘違いしないでいただきたいと思いますし、

この改定によって引き目を感じる必要はありません。

まとめ

今回は金網フェンスについて話してきましたが、外構といわれる部分はたくさんあります。

そして、その外構が自然災害によって被害があった場合は基本的に火災保険の対象になります。

ただ、気を付けなければいけないところはあるのでそこだけ注意してください。

【台風救済センター】でも金網フェンスのような外構の被害も無料調査しています。

お気軽にご連絡いただければと思います。

フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?

フェンスは簡単に曲がる!?これも火災保険で直せるの知ってます?

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

Follow me!