
昨日、千葉県の旭市にお客様から、
保険会社から保険鑑定人がくるから一緒に立ち会ってくれない?
とご連絡があり、遠方ながらかけつけました。
GW前の道路ということもあり、かなり混んでいたので30分ほど予定より遅くなってしまいました。
今回はこちらの調査ではないので、お客様には保険鑑定人に始めてもらうよう伝えていました。
まずはお客様に挨拶をし、鑑定人に挨拶しましたが、やはり申請サポート会社は嫌われているんだなと思いましたね。ただ、保険鑑定人も悪徳業者などが増えてきてシビアになっているので、気持ちもわからなくないですね。
今後申請サポートの方も同じような経験をすると思いますが、そこはこちらと同じで、向こうも仕事なのでそこはわかってあげることも大事です。
しかし、保険をおろさないは別な話なので今回はそのことについて話していきます。
今後保険鑑定人の立ち合いが多くなると思いますので最後まで読んでください。
保険鑑定人の調査中に気を付けること
まず保険鑑定人が調査をしている時に気を付けることは、調査をどのくらい丁寧に行っているかと、お客様に確認してくる質問です。
まず調査の丁寧さですが、これは現場の規模によっても違ってくるので時間をかければいいという問題ではありません。特に屋根に被害がある場合は安全第一の作業になるので時間はかかるかと思います。
※今回は2時間かからないぐらいの調査時間でした。
今回のような3棟あるようなところですと私の見解からも1時間半から2時間の調査はかかってくるのでそういった意味でも丁寧に調査してくれたと感じます。
そして、その調査中、特に見ておかなければならないのが屋根に上っている業者さんです。
保険鑑定人の資格がある方は基本的に屋根には上らないので、必ず屋根に上る際は専属の業者さんを連れてくることがほとんどです。
私も高いところが大丈夫なので屋根にのぼったことありますが非常に危険ですし、下から見ているのと上から見るのとでは恐怖が違います。
これに加え作業や重い荷物を運ぶわけですから、そういった意味でも職人さんにはすごいんだなと、この仕事して思いました。
ただ、今回のように保険鑑定人と一緒に来ている業者さんは保険鑑定人の下請けの方になると思われるので、結局保険鑑定人の裁量になってしまうのも事実です。
ですので、調査とかで不服がある場合や、疑問点がある場合は、保険鑑定人にぶつけていきましょう。
次に、お客様に質問してくる内容についても注意が必要です。
まず、聞かれる内容としては、いつ被害があったか、本当にその日なのか、見積や報告書を頼んだ業者とのつながりは?などです。
尋問かと思うような質問を平気でしてきます。
せめて、お子さんやお孫さんの話とか、日常的な質問なら快く答えますが、
疑いから入るのはお客様からしても気分は良くないですよね。
そのあと、お客様がストレス貯めないように1時間ぐらい私にて雑談で盛り上がっておきました。
ただ、こういった背景には
申請サポートが増えて、保険会社に不利な状況を作っていったことや、悪徳業者が増えてきたのが原因ですので仕方ない部分はあります。
しかし、保険鑑定人に言いたいのは、まず申請サポートの立会人と話してみてどういった人か見極めてから判断してもらいたいものです。
【台風救済センター】では保険鑑定人だからという判断はせず、その人をみて判断していきます。
その中でお客様のご要望に最善を尽くしますので、
今まで保険鑑定人の対応に不服だったり、納得いかなかった方は、
ご連絡いただければと思います。


保険鑑定人に不服や納得がいかない場合
保険鑑定人に不服や納得がいかない方は、
保険会社に連絡して別の調査員を要請することをお勧めします。
保険鑑定人といっても人なので、
感情的になったり、ましてや平等といっても基本的には保険会社よりの人間です。
これは保険鑑定人とお客様だけでのやり取りではわからないと思います。
今回のお客様も、「保険鑑定人の人の対応良かったよ」と言っていましたが、
「私にはこんな感じですよ」というと、
「全然わからなかった。そしたらなんか嫌なことあったら言って!保険かえるから」と言っていたので、こういうところでも認識に食い違いが出てきます。
ただ、こういう場面ででてくるお客様の声が励みになることもうれしかったので良い経験だなと。
また、今回のようにお客様の言ってたように、申請結果がひどい場合
最悪、保険会社は替えてしまった方が良いです。
結局、いくら保険をかけても保険金がでないのであれば意味がないので。
ただし、不正にとろうとすることはやめましょう!
※これは、保険詐欺だけでなく、今後保険申請する上でどんどん厳しくなっていきます。
火災保険申請サポート会社の方は注意
今回保険鑑定人と話していて思ったことは、
よく弊社【台風救済センター】を調べてくれているなと。
こういった調査会社であれば、向こうもきちんと仕事をしてるのもわかりますし、お互い向かっている方向が違うだけなのでそれに関してはどうしてもしょうがないことです。
申請サポート会社の中には、もちろんいろいろ調べれられたくない会社もたくさんあるでしょう。
しかし、調べられて困るようことがあるならそもそもこの事業を続けるべきではないのです。
また、表面上は大丈夫な業者さんも、保険鑑定人の人と話したときボロがでるの、そういったマウントの取り合いではなく、分かり合うことを心掛けていきましょう。
なので保険鑑定人は現場の被害箇所だけでなく、会社自体の調査も含めてやっているので注意です。
ただ、保険鑑定人の人からしてみれば、素性がわからないことには対応のしようがないものわかりますね。
今回火災保険サポート会社にも注意したい点は、
火災保険の申請サポート業務を透明化していく努力も必要ということです。
まとめ
今回保険鑑定人に立ち会った話をしましたが、保険制度自体が間違った方向に進んでいると改めて感じました。
そもそも保険とはなにかあった時に
保険加入者が不利な状況にならないように備えておくものなのに、
請求をサポートする会社とそれを調査する会社によって公平性が保たれなくなってしまいます。
そして、保険の内容が明確になっていないことでなんでも劣化等でかたずけられてしまいます。
また、まっとうな保険申請しておりない場合は
保険会社をさっさとかえる動きをしないと、
保険会社が永遠に利益だけとる殿様商売になってしまいます。※現に今そんな感じです。
【台風救済センター】では保険代理店なども紹介できますので
火災保険申請でうまくいかなかったや今のところに不満がある方はご連絡ください。




【執筆者プロフィール】 | 【記事監修プロフィール】 |
名前:坂野 直耶 経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事 この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、 お客様との長期の関係性が構築できない事です。 火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、 お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても 【三方良し】となっております | 名前:千葉 彰 経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事 一言:画像のスーツも実は保険でおります! インターネットのコメントで良く、 【申請をするなら直接保険会社へ!】や 代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。 |