築年数が古いともちろんな修繕する箇所が増えてしまいますよね。
また、建物の保証期間もとっくに終わってしまっていますので直すとなると
ご自身の費用になってしまいます。
ではこういった築年数の古い家では、火災保険は築浅と比べてどうなるのか?
また、今まで保険の見直しはしてこなかったがしたほうが良いのか?
今回はそれらについて話していきます。
目次
火災保険の近年の変化
火災保険は、時代によって保険金の設定方法が変わっているので、
古いタイプの火災保険では十分な補償が受けられない可能性があり、
火災や自然災害による被害のリスクが高い古い家だからこそ火災保険による手厚い補償が必要となります。
ここ最近の変更では、損害保険料率算出機構が2018年・2019年と2年連続で火災保険の参考純率を引き上げたことや2022年に保険料改定ということがニュースとなりました。
これは、損害保険各社で組織する損害保険料率算出機構が算出しているもので、
2018年に損害保険会社が火災保険の保険料の設定するときの基準となる「参考純率」を平均5.5.%、2019年に平均4.9%引き上げたというものです。
火災保険の保険料は、参考純率がそのまま値上げ幅になるわけではありません。
損害保険会社各社は、この参考純率をもとにして保険会社各社の判断で保険料の改定率を決めています。
つまり、保険会社によって改定の有無も改定のタイミングも全然違います。
ちなみに、2年連続の参考準率引き上げを受けて、損害保険会社各社は相次いで値上げを実施もしくは実施予定としています。具体的には以下の通りです。
- 2018年6月の参考純率・平均5.5%引き上げの影響
2019年10月に大手損保4社(東京海上日動・損保ジャパン日本興亜・あいおいニッセイ同和損保・三井住友海上)が値上げを実施しました。
- 2019年10月の参考純率・平均4.9%引き上げの影響
2020年1月にセコム損保が、同4月に楽天損保が実施しました。同10月にAIG損保が値上げ実施予定しています。また。大手損保4社は2021年1月に更なる値上げを実施予定です。
このように、火災保険の改定は頻繁に行われているため、サービス内容も時代によって異なってきています。そのため、定期的な内容の見直しが必須といえます。
・2022年10月の保険料大幅改定 「目安」過去最大の10.9%上げ
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は2021年6月16日、個人向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で10.9%上げると発表しました。
相次ぐ自然災害で保険金支払いが急増していることを反映した形で、値上げは直近4年間で3度目となり、値上げ幅は過去最大となります。
あわせて、火災保険の参考純率を適用できる期間を現行の最長10年から5年に短縮することも発表しました。
どのような場合に火災保険の見直しが必要なのか?
火災保険は、自然災害や火災などの被害に対して備えるための保険です。しかし、保険料や保障内容が年々変化するため、定期的に見直しを行うことが大切です。が必要な場合をいくつか挙げてみます。
1.住宅のリフォームや改修を行った場合
住宅のリフォームや改修を行うと、建物の価値や構造が変化することがあります。
そのため、保険料や保証内容を見直す必要があります。
ガラスの強化、耐震工事などを行った場合は、
保険料が増える場合もありますが、同時に保証内容も充実する場合があります。
2.家財道具や貴重品の保険額が不足している場合
火災保険には、建物の保険金と家財道具の保険金が含まれています。そのため、家財道具や貴重品の価値を確認し、保険額を適切なものに見直す必要があります。
そのため、定期的に保険料を変更する場合があります。会社の情報を収集し、保険料や保証内容を見直す必要があります。
3.地震保険や洪水保険など、追加の保険に加入した場合
火災保険に加えて、地震保険や洪水保険などの追加保険に加入した場合、保険料や保障内容を再度確認する必要があります。 、保障内容が重複するため、適切な保障を受けられるように、保険料や保障内容を見直すことが重要です。4.
4.申請しても保険がおりない場合
正直、これが一番保険を見直した方が良いパターンです。近年、保険会社も不景気の流れから、保険料の支払いを渋ってきます。保険料をかけていてもおりなければ保険料をかける意味がなくなります。
【台風救済センター】では保険の代理店なども専属でいますので保険の見直したい方は是非ご連絡ください。
古い保険を見直すときのチェックポイントは
では、古い火災保険を見直すときにはどのようなことを気にかければ良いのでしょうか。
下記にチェックポイントをまとめました。
- 火災保険の契約が1998年以前かどうか
- 時価方式ではなく新価方式になっているかどうか
- 実損払いになっているかどうか
- 住宅ローンの借入金が保険金額として設定されていないかどうか
- 保険の見直しを数年ごとに定期的に行っているかどうか
- 設定されている保険金で現在の家と同等の価値の住宅を再調達できるかそうか
以上のようなチェックポイントを気にかけながら、火災保険の見直しを行いましょう。
古い家だからこそ火災保険は入るべき?
古い家だから火災保険に加入する必要はない…または火災保険を加入しても
保険金の認定がでないのではと
そう思っている人が少なからずいるようです。
しかし、古い家だからこそ被害を受けた際には再調達するための手厚い補償をしておく必要があります。
また、古い家は現在の家よりも耐火性が劣るところがあり、
火災が起きてしまうと大規模な被害が出る可能性があります。
そのため、万が一のときのための補償がしっかり受けられる火災保険を選ぶ必要があります。
そして、建物が古いからといって保険がおりないことはありません!
火災保険のことで不明点がある場合は台風救済センターにご連絡を!
【台風救済センター】では台風以外にも地震や水害、火災などさまざまな建物調査を行っています。30年以上前の家だから保険のことあまり考えていないや、
保険に入る意味が分からない方などご連絡いただければ保険の重要性や入るメリットをお伝えさせていただきたいと思います。
また調査は全国どこでも行っていますので、遠方の方もぜひご連絡いただければと思います。
【執筆者プロフィール】 | 【記事監修プロフィール】 |
名前:坂野 直耶 経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事 この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、 お客様との長期の関係性が構築できない事です。 火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、 お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても 【三方良し】となっております | 名前:千葉 彰 経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事 一言:画像のスーツも実は保険でおります! インターネットのコメントで良く、 【申請をするなら直接保険会社へ!】や 代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。 |