台風2号が沖縄に接近している中、8月以降は本土も台風の上陸や接近による被害が考えられます。

以前から【台風救済センター】のブログを読んでいただいている方はご存じですが、建物以外も実は火災保険対象なのです。

今回は門やフェンスではなく、門塀について話していきたいと思います。

台風で門塀が壊れたら「建物の付属設備」は火災保険対象になる
台風で門塀が壊れたら「建物の付属設備」は火災保険対象になる

門塀とは

門塀(もんぺい)は、日本の伝統的な建築物であり、主に住宅や庭園の周囲に設けられる塀のことを指します。

一般的には、木材や石材を使用して作られ、門や塀の役割を果たすために高さがあります。

門塀は、建物や敷地の境界を示すだけでなく、

プライバシーを守ったり、外部からの視線や騒音を遮る役割も果たします。

また、日本の伝統的な庭園においては、門塀が景観の一部として取り入れられ、美しい景色を演出する要素となることもあります。

一般的な門塀は、正面に門を備えており、

門扉は通常、木製や鉄製で装飾されることがあります。

門塀のデザインや装飾は地域や時代によって異なりますが、

伝統的な日本建築の特徴や美意識が反映された作りとなっています。

また、門塀は日本の文化や習慣においても重要な役割を果たしています。

門塀を通ることは、訪問者が主人の許可を得て敷地内に入ることを意味し、門塀の内側は一種の安全な空間とされています。

ではここで少しいつもとは違って、脱線して、門塀がどのような歴史をたどっていったのかみていきましょう。

門塀の歴史

門塀の歴史は古く、日本の建築文化と密接に関連しています。

以下に、門塀の歴史の概要を示します。

古代から奈良時代(3世紀〜8世紀)

にかけては、

日本の建築は主に木造の建物で構成されていました。

この時期の門塀は、単純な杭や柱を立てた塀であり、主に建物の周囲を囲んでいました。

木材の曲線や彫刻など、装飾的な要素が取り入れられることもありました。

平安時代(8世紀〜12世紀)

になると、貴族や寺院の邸宅などでより洗練された門塀が見られるようになりました。

この時期の門塀は、より堅固な構造を持ち、美しい装飾が施されました。

特に、寺院や貴族の邸宅では、門塀に仏教の教えや神話に基づく彫刻や絵画が施され、

宗教的な意味を持たせることが一般的でした。

江戸時代(17世紀〜19世紀)

に入ると、日本の城や武家屋敷での門塀が発展しました。

江戸時代の門塀は、堅固な石垣や重厚な木造の門扉を備えたものが多く見られました。

また、武家屋敷では門塀のデザインや装飾が家格や武家の家紋などを反映し、家族の誇りや地位を表す要素としても重視されました。

明治時代(19世紀末〜20世紀初頭)以降は、

西洋の建築様式が導入される中で、門塀のデザインや機能も変化しました。

近代化の波により、木造の門塀は石やレンガなどの素材に取って代わられることが増えました。

また、洋風の門塀や塀も登場しました。

現代では、伝統的な門塀のスタイルやデザインが一部で継承されつつも、機能的な観点や建築の流行に応じて多様なスタイルの門塀が見られます。

門塀にかかる費用

門塀の費用は、さまざまな要素によって異なります。

以下に一般的な要素と費用の目安を示しますが、実際の費用は地域や仕様、施工業者によって異なる場合がありますので、参考程度にご覧ください。

サイズと長さ

門塀の高さや長さは、必要な材料や工事の量に影響します。

大きな門塀や長い塀は、より多くの費用がかかる傾向があります。

素材

門塀に使用する素材によって費用が異なります。

一般的な素材としては、

木材(例: 杉、桧)、石材(例: 花崗岩、石灰岩)、ブロック(例: コンクリートブロック)などがあります。

素材の種類や品質によって費用が変動します。

デザインと装飾

門塀のデザインや装飾によっても費用が変わります。

例えば、彫刻や格子の装飾、特殊な形状やカーブなどは、追加の手間や技術が必要となります。

施工費用

門塀の建設や施工に関わる労働費や設備の費用も考慮する必要があります。

これには、基礎工事、土地の調査、材料の運搬、施工技術者の賃金などが含まれます。

一般的な目安としては、簡素な門塀の場合、1メートルあたり数千円から1万円程度がかかるとさされています。

また、より高品質な素材や複雑なデザインを選択した場合は、1メートルあたり数万円以上の費用がかかることもあります。

なお、これらの費用には設計費や税金、地域の建築規制などが含まれていない場合がありますので、具体的な計画を立てる際には、施工業者や専門家と相談して正確な見積もりを取ることをおすすめします。

門塀は外構か

結論

門塀は外構にあたります。

外構とは、建物や敷地の外部環境を整えるための工事や設備を指します。

門塀は建物や敷地の周囲に設けられ、境界を示すだけでなく、プライバシーや安全性を確保する役割を果たします。

外構には、門塀のほかにも、庭園、通路、駐車場、フェンス、照明、植栽などが含まれる場合があります。これらの要素は、建物や敷地の特性やデザインに合わせて計画・設計され、外部空間の美観や機能性を高める役割を果たします。

また、門塀は建物の入り口や玄関と密接に関連しているため、

建物のデザインやスタイルに合わせて選ばれることが一般的です。門塀のデザインや素材、装飾は、建物自体や周辺の環境と調和し、統一感を持たせることが重要です。

したがって、外構の一環として、建物や敷地の雰囲気や用途に合わせて門塀を考慮することが一般的です。外構全体のデザインやコーディネーションを行う際に、門塀も重要な要素として取り入れられることが多いです。

外構の種類

駐車場

敷地内に車を駐車するスペースを設けるための外構です。舗装や敷地の整備、車両の出し入れのしやすさなどが考慮されます。

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通路・歩道

建物や庭園内の通行を円滑にするための道路や歩道です。舗装や敷石、照明などが設けられます。

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庭園・造園

美しい庭園や植栽を作り出すための外構です。植物の配置、庭のテーマやスタイル、水機能(池や噴水)、照明、座席などが含まれます。

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フェンス・塀

敷地の境界やプライバシーを保護するための柵や塀です。木製、鉄製、コンクリートなどの素材が使われ、デザインや高さも様々です。

門扉・ゲート

建物や庭園への入り口を装飾し、アクセントとなる外構です。デザインや素材は建物や門塀に合わせて選ばれます。

台風被害で門扉も。保険おろしたい?台風救済センターならできます
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照明

敷地内や通路、庭園などの照明設備です。夜間の安全性や美観を高めるために使用されます。

外構は火災保険対象

外構部分が火事などの自然災害の被害を受けたらどうしたらいいのでしょうかとよくご相談いただきます。

実は火災保険は外構エクステリアにも適用できます。

火災や落雷などによってフェンスやカーポートが破損したようなら、保険がきく場合があります。

修理に数万円〜数十万円かかりますから、知っているだけでかなりお得ですね。

破損に気付いても無理して自分で直すのではなく、【台風救済センターにご連絡ください】

その際は、破損状況をスマホなどに残しておくとスムーズに申請サポートできます。

台風で門塀が壊れたら「建物の付属設備」は火災保険対象になる
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まとめ

今回は門や扉ではなく、門塀について話していきました。

特に建物を守る役割をするのが門塀なので、物が飛んできたりした場合、一番に被害を受けるのはこの門塀です。これぐらいならと自分で修繕するのではなく、まずは【台風救済センター】にご相談ください。

いつでも無料調査させていただきます。

台風で門塀が壊れたら「建物の付属設備」は火災保険対象になる
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      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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