先日栃木県の調査に行ったときに

お客様からは玄関入り口ドアが台風で外れたので

保険申請できないかの問合せでした。

被害があった場合、その他にも被害があるので

台風救済センターではまずいろいろな箇所を念入りに調査します。

そうするとやはり2か所の雨どいの被害がありました。

今回は台風後はまず雨どいを見てほしいという記事を書きたいと思います。

雨どいの被害箇所

このように雨どいの破損は、曲がったり割れたり、

ひどいときは雨どいごと取れてしまうこともあります。

ではそんなに強い台風だったのかというと

瞬間風速約28m/sぐらいでした。

ちなみに3/27日の18時の日本の栃木の最大瞬間風速は

強いところで普通の何気ない日で、

最大瞬間風速約22.7m/sなのでそこまで強い風には感じませんよね。

この時期は風が強い地域もあるとは思うので、

自分の地域がどれくらいの最大瞬間風速なのか見たい方はhttps://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/wind_rct/alltable/gust00.html

の気象庁情報で見れます。

では、今回なぜそこまで強い風ではないのに雨どいに被害があったのか?

それは雨どいは日々負担がかかっていからなのです。

また、日当たりが良い場所だと紫外線による劣化も激しく進みます。

そして6月は梅雨の時期で雨がかなり多くなり、7月、8月は紫外線が強くなります。

そのあと台風が来るので、そのころには雨どいはかなり傷んでしまってる場合があります。

また、雨どいの素材は

雨樋の材質には、主に以下の5つの種類があります。

・塩ビ製
・銅製
・ガルバリウム鋼板製
・ステンレス製
・トタン製(鉄製)

このうちトタン製(鉄製)は現在は新しく使われることはありません。

そして、最近使用される素材のほとんどが、塩ビ製になります。

塩ビとは、塩化ビニル樹脂の略になります。

雨樋では特に「硬質塩化ビニル製」を使います。
軽くて運びやすく、組み立ても簡単なため、多くの建物の雨樋に使われている材質です。

塩ビは需要が高いので、さまざまな形や長さ、色が選べるので新しく家を建てる

人には建物の色に合わせられるので見栄えもよく需要が高いです。
ただ、その一方で、紫外線や風雨で劣化しやすく寿命が短いという点がデメリットがあります。

そのため、あまり台風の被害を受けない地域や

雨どいの交換を頻繁にしても抵抗ない方が、使うにはおすすめです。
塩ビは施工しやすいので、カーポートやテラスなどの簡易的な建物の雨樋にも

よく使われて、おすすめなのです。

では、雨どいの費用はどれくらいかかるのか

雨どいの費用

雨樋の一部交換・修理の費用は平均1万円~3万円

雨樋全体は破損していなくても、一部にひび割れが見られる場合も、

被害の拡大を防ぐために早急な対処が必要になります。

今回2か所のうち、1か所は交換ではなく修繕になります。

雨樋の一部を修理する場合は、1回あたり1~3万円ほどの費用で済みます。

しかし、屋根部分なので足場を組まなければなりません。

雨樋の全体修理の費用は平均10万円~60万円

雨樋の全体の被害が激しい場合、全体的に交換する必要が発生します。

雨樋を丸ごと交換する場合、部品代だけで30万円~40万円ほどの費用が発生することも珍しくないです。

加えて2階部分の雨樋も修理が必要な場合は足場の組立が必要になるため、

プラスで10万円~20万円ほどの費用が上乗せされます。

今回丸ごと交換まではいかないですが、足場も組むことになるので

大体50万ぐらいの費用はかかります。

このように雨どいは部品自体はそんなに高くありませんが、

屋根や2回などの上層部にあることが多いので、

足場の関係で、工事費用が高くなる傾向があります。

なので、火災保険を申請するにあたって足場のかかる工事は

お勧めなのです。

ただし、なんでもかんでも被害として足場を組もうとすると

保険会社から怪しまれたりするので過大見積する業者は絶対やめときましょう!

台風救済センターはお客様第一に考え、その辺も考慮しつつ対応させていただきますので

安心してご相談ください。

雨どいのことなら台風救済センターが一番

今回見ていただいたように、台風による雨どいの被害で

2か所発見しました。

特に台風がくる8月などでは雨どいがもろくなっていたりするので、

台風後は雨どいをよく見てください。

また、目視できないこともあるので、まずは台風救済センターに

点検させてください。

必ずお客様の得になるようさせていただきます。

火災保険申請会社のイメージが良くない方もいると思いますが、

まずは台風救済センターにお気軽にご相談ください。

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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