結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

今回は冬の時期と真夏の時期によく起きる

結露について話していきたいと思います。

結露と聞くと大したことないと思う人もいるかと思いますが、

これを放置してしまうと思ったより修繕にお金がかかることに注意です。

【台風救済センター】では台風だけでなく、こういった真夏や冬の時期の

調査にもたけています。

被害があってからだけでなく、被害が起きる前の少しの疑問の問合せも大歓迎です。

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

なぜ冬の時期や真夏の時期に結露がおきるのか

雨の日に窓ガラスに水滴がついて指でラクガキをした経験がある方は多いと思います。

あれが結露です。

冷たい飲み物をグラスに注いでしばらくすると、

コップの表面に水滴が付きますよね。あれも結露です。

簡単にいうと、外気と内気の温度の差で水滴がうまれ、それが結露という現象なのです。

結露は建物の内部でも起きる事があります。
先ほども説明しましたが、結露は空気の温度差によって発生するので、

建物の内外で温度差が大きくなる夏場や冬場は発生しやすいです。※特に冬場は多いです。

たとえば家の窓・サッシ部分などは結露している事が多いです。

これは外との距離が非常に近いためなのです。

これ以外にも建物の断熱効果が弱かったり薄かったりすると、

屋根や壁や床下にも結露が発生します。
そして、家の内側なので発見が遅れる事が多いです。

ではこういった自然災害に見える結露は火災保険の補償対象なのかというと

結露は火災保険の補償対象ではありません。

火災保険自体は火事以外の自然災害等でも補償が降りる住宅総合保険となっています。
火災保険は「偶発的かつ突発的な事故、または災害」によって受けた損害を補償するものです。

結露については自然災害に該当しません。
結露による被害天井や壁などの被害についても、偶発的な事故・災害とは見なされないため、補償の対象外となります。

しかし、結露だけが原因とは限らないことがあります。

それは結露ではなく、雨漏りです。

結露じゃなくて雨漏であれば火災保険が使えるかもしれない

結露かと言われて現地調査に行ったら実際は雨漏りだった、という事がたまにあります。

そして、雨漏り被害は火災保険が利用できる場合があります。

ただし、先ほども伝えしたように火災保険は突発的な自然災害でないとだめなので、

台風後や豪雨、雪などの後で、その自然災害が原因で雨漏りしたのであれば

認められる可能性が高いです。

結露を放置するとどうなるか

まずはじめに、水を床やクロス(壁紙)や窓枠が吸い込んだあげく、
床やクロスはブヨブヨと浮いてきますし、木は腐ってしまいます。

こうなってから乾かしても元には戻りませんから、リフォームして直す必要があります。

さらにそのまま放置すると、カビ・ダニ・ウイルスが繁殖し、室内の空気が汚染されます。
人によっては咳が止まらなくなったり、

身体がかゆくなったり、アレルギー反応が止まらなくなったりします。

子供や高齢者やアレルギーを抱えている方は特に危険ですし、最近は昔と比べて、

耐性が弱い方が多いの意外にこういったカビなどは要注意です。

ちなみに、結露を放置して発生したカビの修理費用も火災保険の対象外となります。

また、本当に怖いのは家の見えない部分で起きる結露です。

見えない部分とは壁の内部や天井裏、床下などです。

これは正直外からも見れないので、一番厄介です。

こういった部分で発生した結露は、

柱や梁などの木材が吸収してしまいます。
木材にとって水分は天敵で、

柱や梁は非常に速いスピードで腐食して(腐って)いきます。

また、水を豊富に含んだ木材はシロアリの大好物です。
害虫被害にも繋がりやすく、気付いたときには家の中が穴だらけというケースも多いです。

ちなみにシロアリによる被害も火災保険対象外になります。

こちらも参考になります。

シロアリ被害は火災保険対象になりませんは本当?ケースバイケース

シロアリ被害に悩まされている方は数多くいると思います。 後ほど、なぜシロアリ被害が増えるのかや 火災保険の対象にならないは断定できないことをお伝えします。 まず基…

このように家が内部からボロボロになると最終的に、

通常なら耐えられるはずの地震や自然災害でも、家が傾いたり倒れたりしてしまいます。
家が傾いたりしたら、

それこそ、かなりの金額の修繕費用がかかりますし、最悪の場合は人命にかかる事故になります。

では今回のように結露がひどいご家庭はどうすればよいのか

結露がひどいご家庭はどうすればよいのか

まずは結露防止の対策をする。

参考にこちらを 結露対策 https://www.trial-net.co.jp/mag/detail/6459/

台風や、地震、豪雨の後に、どこかしらの被害と一緒に調査してもらい

火災保険申請をする。※ウソの申告は絶対にしないでください。

これには少しコツがいるの知りたい方は、【台風救済センター】にご連絡を

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

今回は結露のついて話していきましたが、

結露に関しては正直火災保険を使うことは難しいです。

ただ、あくまで結露のみの被害ということであり、

自然災害の後、水漏れなどがあればそれが結露が原因とは限りません。

また、申請するにはその辺もコツがいるので、少しでも興味ある方は

【台風救済センター】にご連絡下さい。

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

結露で窓枠がボロボロ!被害にあった場合は火災保険対象になるのか?

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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