窓ガラスが急にヒビ！熱割れなのか風による影響なのかどっち？

今回は先日調査いった家に奇妙な現象がおきていたのでそのことについてはなしていきたいともいます。

【台風救済センター】では、

こういったお客様では判断がつきずらいようなものも

ブログにあげていきますので定期的にご覧いただければと思います。

2Ｆ窓ガラスのみヒビ割れ

このように割れ方もおかしく、見たらいきなり割れてしまっていたとのことです。

現場を確認しましたがほかの部屋の窓は正常でありまた、何かに当たったような形跡もありませんでした。

このように建物被害はいつ、なんどき起こるかわかりません。

窓ガラスが割れたわけでなく、ここから水が入ってくることはそうそうないので

予算によっては放置しがちですが。

こういった細かいことでも放置せず、建物を維持していくことをおすすめします。

窓ガラスが割れる原因の熱割れか？

今回窓ガラスの割れの原因の一つとして、熱割れがあげられます。

【熱割れ】とは異なる部分で温度が急激に変化することによって、

ガラスが割れる現象を指します。

この現象は、窓ガラスが太陽光線や暖房などによる急激な温度変化にさらされた際に起こります。以下に、窓ガラスの熱割れが発生する可能性のある要因と対策をいくつかあげてみます。

〇不均一な加熱

太陽光線が直接ガラスに当たり、一部が急激に加熱されると、

その部分のガラスが膨張し、他の部分よりも高い圧力がかかることがあります。

〇突然の冷却

急激な冷却もガラスの熱割れを引き起こす要因です。

例えば、窓ガラスが太陽に曝された後、急に冷房が効いた室内に入るなどが考えられます。

〇ガラスの欠陥

ガラス製品に製造時の欠陥がある場合、

その部分が弱点となりやすく、熱割れが生じやすくなります。

ではどのように対策すればよいのか

対策としては、以下の点がよいでしょう

●Low-Eガラスの使用

低放射率ガラス（Low-Eガラス）は、太陽熱を効果的に遮断することができ、

窓ガラスの急激な温度変化を緩和するのに役立ちます。

●遮熱フィルムの使用

遮熱フィルムを窓ガラスに貼ることで、太陽光線を抑制し、温度変化を緩和できます。

●通気性の確保

窓周りやカーテンを工夫して通気性を確保することで、

室内外の温度差を抑えることができます。

●直接太陽が当たる部分の窓はノーマルガラスにして、網入りガラスを避ける

熱割れを起こすとどのような割れ方になるか

下記は熱割れを起こした際の窓ガラスになります。

下記の写真のように「クネクネ」としたからヒビがはいるのが典型的な熱割れです。

何かを当てた痕跡「当てあと」がありません。

網入りくもりガラス6，8ミリ

網入り透明ガラス6，8ミリ

物がぶつかって割れた窓ガラス写真です。

熱割れでない場合は写真のように放射線状にヒビが入ります。

熱割れしやすい窓ガラスと窓ガラスの状況

・網入り（ワイヤー入り）ガラス➡ワイヤーは異物なため

・複層ガラス➡高性能のガラスの為に、窓ガラスに熱がたまりやすい

・窓フィルムを貼られている窓ガラス➡窓ガラスに熱がたまりやすい

・タンスやソファーを密着させる➡窓ガラスに熱ムラがおきるため

・遮光カーテンを使用している➡窓ガラス周りに熱がこもるため

・エアコンの室外機を密接に設置する➡高温の熱が窓ガラスに直接あたるため

・外付けシャッターを途中までおろす➡窓ガラス面に熱ムラが生じるため

熱割れ以外で窓ガラスは割れるのか！？

もちろんあり得ます！

自然災害でも特にガラスが破損する危険性が高いのが、「台風・突風」と「地震」です。

台風や突風は、強風にあおられた鉢植えや物干し竿などの物体(飛来物)の衝突や、

風圧によるガラスの破損が考えられます。

また、割れたガラスによる怪我だけでなく、家の中に強風が入り込み、

そのまま屋根を吹き上げてしまう危険にも繋がります。

地震が起きた際は、家具などの衝突や落下、

建築物の揺れ・ゆがみによるガラスの破損が考えられます。

台風や強風・竜巻による窓ガラスの被害は火災保険で！

火災や落雷、水災、風災などを原因とした窓ガラスの破損は、

多くの場合マイホームにかけている火災保険の保険金で交換可能となります。

また、個人的に損害賠償保険をかけている場合、

火災保険ではなくそちらの保険で対応することもできます。

ただし、補償金額や補償の範囲は、加入している保険の種類や特約の有無次第です。

人によっては対応している保険に加入していなかったり、

保険金が下りる条件を満たしていなかったりすることもあります。

逆に、保険を適用できないと思っていたものの、実は使えるといったケースもあります。

暴風・台風・ひょう災といった被害も火災保険でカバーしましょう！
火災保険の基本補償は、

強風による窓ガラスの破損や、台風などで飛ばされた物品で窓ガラスが割れた場合の修理費用も補償対象に含めています。

また、ひょうが降って窓ガラスが割れたり、ヒビが入ったりした場合も火災保険で修理可能となります。

雪が降る地域なら、積もった雪の重量によって窓ガラスが割れたり、

雪崩などを原因とした事故で窓ガラスが破損したりした場合も、

保険を使って修理することができます。

多くの場合、火災保険には標準で自然災害による被害の補償もついているため、

風災やひょう災で窓ガラス交換が必要になった場合は、諦めずに保険会社と交渉しましょう！

まとめ

今回は窓ガラスについて話していきましたが、今回のケースだと熱割れにしてはおとなしい割れ方なので風圧による衝撃でヒビがはいったものだと推測されます。

※上記以外にも築年数や窓ガラスの種類など確認しての結果

保険会社は自分たちに有利な判定しかしないため、熱割れと判断してくるのは読めます、しかし、

そのほか、近くの竪樋金具の破損などもあることをもとに根拠を提示するのが、【台風救済センター】なのです。

お困りなことやご相談は下記よりお問合せください！