今回はとあるお宅に行った際に劣化なのか風災なのか微妙なラインの瓦割れなどを見つけたので紹介していきたいと思います。
建物の中で被害になってほしくないのはもちろん瓦です。
瓦の割れから中に水が入り雨漏りの原因になってしまうからです。
ただ瓦が割れているのか、割れていないのかはなかなか住んでる方はわからないと思います。
そういった時のサービスとして、【台風救済センター】がいます。
お気軽に調査依頼ご連絡ください!
屋根の劣化なのか風災なのか?
これをみて劣化なのか風災なのかわかる方はそうそういないのではないでしょうか。
実はこの中には、経年劣化のものと風災認定もらったものをまぜています。
これだけみても割れ方も同じような形ですし正直プロからみてもはっきりわかることはそうないです。
では保険会社はどうして判断できるのか?
それは簡単です。
築年数が古ければ劣化でしょというだけになります。
もちろん本当に劣化だなと思う割れ方はあります。
表面がぼろぼろで明らかに腐食している瓦です。
しかし、それ以外の割れなどは保険会社も築年数で結論に持っていくのが保険会社の手段です。
保険会社の経年劣化には注意!
上記でも瓦にかんして劣化なのか災害による割れなのか区別は難しいといいましたが、保険会社はまず経年劣化でかたずけようとします。
火災保険は経年劣化は保険対象外です。
年数の経過とともに品質や機能が低下することを経年劣化といいます。雨風や湿気、温度、日射など自然による劣化はもちろんのこと、建物や家財を使い続けることでの劣化や汚れや損耗も経年劣化に含まれます。
経年劣化の定義
「経年劣化」とは時間の経過やそれに伴う自然現象により、機能や性能が劣化することを指しています。日光による物体の変色、ゆがみなどが当たります。
一方、タイヤのすり減りなど通常の使い方による劣化は経年劣化ではなく「通常損耗」と呼びます。
損保ジャパン引用
保険の対象建物の自然の消耗もしくは劣化(注1)または性質による変色、変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、剥がれ、肌落ち、発酵もしくは自然発熱の損害その他類似の損害による修理費用はお支払いの対象とはなりません。
(注1)日常の使用に伴う磨耗、消耗または劣化を含み、保険の対象が建物の場合は、屋根材等のずれや釘のゆるみ、浮き上がり等を含みます。
↑さすがです。
ここで矛盾がうまれてくるのは、経年とは何ぞやということです。
経年とは
「経年」は、時間が経過することを指します。
特に、ある物事が時間とともに変化したり、劣化したりする様子を表現する言葉として使われます。
この言葉は一般的に、長い期間にわたる変化や経過を指す際に使います。
例えば、以下のような文脈で使用されることがあります
- 経年変化: ある物や状態が時間の経過とともに変化すること。例えば、建物の経年変化による劣化や、製品の経年変化による性能の変動など。
- 経年劣化: 物質が長い期間にわたって摩耗や劣化すること。これは、金属の錆びつきや木材の腐朽などを指すことがあります。
- 経年利用: 特定の施設や設備が年月を経て使用され続けること。例えば、橋や道路などの公共インフラの経年利用が考慮されることがあります。
- 経年データ: 時間の経過に伴って蓄積されたデータ。長期にわたるデータの収集や分析を通じて、特定の傾向やパターンを把握することが可能です。
日々住み続けていて年数がたつとすべて経年劣化でかたずけられるという戦法ですね。
では築が古いご家庭は保険意味ないといってるようなものでもあります。
こういった保険会社の有利に決められていることをもっと被保険者の方が理解し、反発していかないといけないと思います。
保険に入る前はペコペコして、入ってからは殿様商売のようになめた態度をしてくる人も多いです。そんあ保険会社からの経年劣化いわれたらその場で根拠を説明させましょう!
それで納得いく説明ができれば問題ないですが、大半根拠など乏しい回答になります。
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保険会社と話すときは録音をしときましょう!
保険を申請すると書類など送られてきて、それを記入すると保険会社から連絡がきます。
だいたいは、建物を見にいきたいので予定の調整をしたいといってきますが、2割は書類を見ましたが対象外になりますと電話で伝えてきます。
その内容は根拠もあったものではないような回答も多いです。
そして、「見にもきてないのにわかるの?」というと大体、見にいかせますんでと主張を変えてきます。そして鑑定人が来て後々の結果を聞くと、最初と言っていることが違ったりとめちゃくちゃです。
なのでこういった会話を録音して、のちに反論材料として残しておくことが良いです。
※築年数が浅いところはそんなことなく、大体築が古い家が見にも来ずに否決にしようとするので注意!
お気軽に調査依頼ご連絡ください!
まとめ
今回は瓦が経年劣化で割れたのか風災で割れたのか話していきましたが、住んでると常に年数がたちます。なので劣化は少なからずともおきますが勝手に壊れることはありません。
※まれにある程度
何かの衝撃や重さなどがかかり壊れるのでまずは経年劣化といわれた際には根拠を提出して、
それでもだめなら無料の弁護士などから連絡入れてもらって反論するようにしましょう!
今は昔と違って相談無料の弁護士も多いですし、少額訴訟などもあるので保険会社の言いなりにならないよう対応していきましょう!
お困りなことやご相談は下記よりお問合せください!
【執筆者プロフィール】 | 【記事監修プロフィール】 |
名前:坂野 直耶 経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事 この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、 お客様との長期の関係性が構築できない事です。 火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、 お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても 【三方良し】となっております | 名前:千葉 彰 経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事 一言:画像のスーツも実は保険でおります! インターネットのコメントで良く、 【申請をするなら直接保険会社へ!】や 代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。 |