九州地方の方は台風時に一番怖いのは土砂災害ではないでしょうか。

去年、静岡でも大雨の影響で土砂災害がおきてニュースになったように、土砂災害が起きやすい地域は台風時の建物被害も注意しないといけませんが、まず身の安全を守る行動が大事です。

このブログでは【土砂災害の危険回避】土砂災害被害は保険申請できるのか?についてお伝えしています

そして台風風救済センターでは毎年被害が多い地域に向けて、注意喚起や警戒情報もお伝えしています。

また、ブログ内で様々な被害箇所や被害状況に合わせて、保険申請の知恵を教えていますので気になるところがありましたらチェックしてみてください。

下記のカテゴリーから貴方が気になるところをクリックしてください。

目次

台風救済センターとは

台風11号九州の佐賀県で日本国内で1名犠牲がでるほどの規模

台風11号とは

台風第11号(れいわ4ねんたいふうだい11ごう)は、8月28日に発生した台風です。

2022年で初めてカテゴリー5のスーパータイフーンおよび猛烈な強さまで発達した台風となりました。

そして韓国南部や日本を中心に大きな被害をもたらしました。

大型で強い台風11号の進路は、九州北部に最接近した後、島根県などを暴風域に巻き込みながら対馬海峡を通過し、日本海を北寄りに進んでいったので九州および中国地方を中心に被害がでました。

気象庁によると、長崎県対馬市で未明に最大瞬間風速44.7メートルを観測し、宮崎県延岡市で1時間に47.0ミリの激しい雨が降るなど、各地で強風や大雨となりました。

その他、最大瞬間風速は他に長崎県大村市36.5メートル、愛媛県伊方町34.7メートル、鳥取市34.0メートル、福岡市中央区33.2メートルを観測。雨量は、1時間雨量で大分県佐伯市46.0ミリ、宮崎県えびの市42.0ミリなど。

佐賀県白石町では5日に路上で倒れていた70代男性が死亡。※原因は台風対策で上った屋根から転落した可能性があるとのこと。

そして、九州では6日に、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島各県の約3万8千戸で停電したほか、沖縄や九州を中心とした西日本の一部で通信障害が発生し、交通機関も混乱しました。

気象庁によると、台風は夜までに温帯低気圧に変わる見通しで、7日にかけて西日本や東日本は雷を伴う激しい雨が降り、北海道などの北日本で強風やしけになる恐れがあることを注意喚起していました。

台風11号の特徴

「迷走台風」
この台風は沖縄の南まで西進した際に付近に熱帯低気圧があったため「藤原の効果」が発生して相互干渉し、熱帯低気圧の風に流される形で南西へ進路を変えた。その熱帯低気圧を吸収した後も、北側には太平洋高気圧が広がっていたため先島諸島の南で停滞を続け沖縄に長い期間、大雨や暴風などの影響をもたらしました。

南下幅
先述の通り西進したのち南寄りの進路を取ったので、29日の位置である北緯27.4度から2日0時の位置である北緯21.2度まで6.2度南下したことになった。この南下幅は歴代台風の中でも10位タイとかなり大きいものであった。令和時代に発生した台風で南下幅が最大であったのは令和2年台風第10号の3.3度であり、この記録を2倍近く更新したことになるとのこと。

ウキペディア参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A4%E5%92%8C4%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC11%E5%8F%B7

この台風で最も打撃を受けたのは日本ではなく韓国でした。

異例の強さでの韓国上陸

通常の台風は韓国接近時に海面水温や周辺の気圧系の影響で勢力が弱まっている。しかし、台風11号は両側に高気圧があった影響で回転力が増加し、かつ海面水温が高い海域を進んだため東シナ海を北上中に勢力を強めた。

そして推定中心気圧955hPaで韓国南東部の巨済市付近に上陸した。これは2年前に続けて上陸した令和2年台風第9号と令和2年台風第10号に匹敵する強さであった。

この直撃によって韓国南東部を中心に大きな被害が出ました。

ここで台風の時に最も怖いのが大雨による土砂災害です。

熱海の土砂災害を覚えていますでしょうか?

こちらのブログに詳しく載せているので見てください。

台風前の豪雨 熱海市伊豆山土石流災害令和3年7月その後保険忘れ

静岡県熱海市の土砂災害覚えていますか? ニュースで連日報道されていましたので何となくは覚えていると思います。 あれは災害というよりは、盛土の問題で皆様に周知され…

また、今後土砂市災害に巻き込まれないよう、前触れを覚えておいてください。

土砂災害の前触れ

台風11号九州の佐賀県で日本国内で1名犠牲がでるほどの規模

1、がけや地面にひび割れができることです。
2、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。

このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

その他台風に備えての準備

その他台風時に危険な場所

台風11号九州の佐賀県で日本国内で1名犠牲がでるほどの規模

海岸には近づかない
台風による気圧の低下や、強い風の影響で、高潮や高波が起きやすくなります。

台風が接近している状況では、海岸には近づかないようにしましょう。
また、台風が日本付近から離れている場合でも、

遠く離れた台風から発生した高波がうねりとなって伝わってきます。波浪警報・注意報が発表されているときは、むやみに海岸には近づかないようにしてください。

■河川や用水路に近づかないように
普段流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、

流れが速くなったりします。絶対に近づかないようお願いいたします。
増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
雨水はアンダーパスに流れ込むため、すぐに冠水します。

車が水没して故障し、車内に取り残されると非常に危険なため、

無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

■山などの斜面から離れる
山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。
土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。

■地下にいる場合は速やかに地上に移動できるようにする
地下では、外の様子がわかりにくく、危険を察知することが遅れてしまいがちになります。また、地上の冠水により一気に水が流れ込んで、避難が難しくなる可能性があります。気象情報を確認しつつ、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。

九州地方は山が多い地域でもあるので台風による土砂災害に気を付けてほしいと思います。

また、台風が来たあと、建物に異常がありましたらご連絡ください。

土砂崩れやがけ崩れによる被害は保険で補償される?

土砂災害で想定される被害例

台風による大雨の影響で裏山が崩れ、建物の一部が破損した

被害例:1

台風による大雨が原因で山崩れを起こし、建物が損害を受けているため、火災保険で保険の対象を「建物」としていた場合は、水災補償が受けられる可能性があります。土砂の一部が家のなかに入り、家具や家電製品などの家財も被害に遭うこともあります。その場合は、建物とは別に、「家財」を火災保険の対象として契約している必要があります。

火災保険の水災補償では、一般的に下記のいずれかの支払要件に当てはまった場合に損害保険金が支払われます。損害保険金として支払われる金額は、損害額から免責金額(※1)を差し引いた残りの金額です。

  • 1:免責金額…保険会社が保険金を支払う責任がない金額で、契約時にあらかじめ決めた自己負担額のこと

一般的な支払要件と損害保険金の支払金額

支払要件・再調達価額(※2)の30%以上の損害を受けた場合・床上浸水または地盤面から45cmを超えて浸水した場合(※3)
  • 2:再調達価額・・・保険の目的(建物や家財)と同等のものを新しく建築したり購入したりする際に必要となる金額。再調達価額の名前は、保険会社によって「再取得価額」や「新価」など呼び名が異なることがある
  • 3:床上浸水…建物内のフローリングや畳など床を超える浸水のこと 地盤面…建物の高さを測るための基準面をいい、家の基礎の最も低い部分のこと

雨が長く降った影響で土砂崩れが起きて、土砂の一部が庭木を押し倒した

被害例:2

長雨が原因で土砂崩れが発生し、庭木に損害があった場合は、火災保険で保険の対象を「建物」としていると、水災補償が受けられる可能性があります。

ただし、補償が受けられる場合でも、建物も損害を受けていて、一定期間内に庭木が枯死した場合に限るなどの支払要件や、1回の事故に支払われる損害保険金の上限金額が決まっています。

動物や植物は、保険会社によって保険の対象に含めるかどうかが異なるため、注意が必要です。

長雨の影響で土砂崩れが起こり、駐車場に止めてあった車が埋まった

被害例:3

自動車は、火災保険の家財に含まれないため補償の対象外となりますが、任意の自動車保険に車両保険を付けていると、そこから補償が受けられます。

雨が降り続いていたわけでもないのに近くのがけが崩れ、土砂が家の中に入った

被害例:4

地質が原因で起きたとみなされる災害は、火災保険からも地震保険からも補償が受けられません。

地震で地滑りが起こり、建物が損壊した

被害例:5

地震が原因で起こった地滑りが発生し、建物が損壊した場合は、地震保険で保険の対象を「建物」としていると、補償が受けられる可能性があります。建物内の家具や家電製品などの家財も損害を受けた場合は、建物とは別に、「家財」を地震保険の対象として契約している必要があります。

地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30~50%の範囲で設定します。ただし、保険金額は、建物は5000万円、家財は1000万円が限度です。
地震保険では、保険の対象となっている建物や家財の損害の状況に応じて、「損害の程度」を「全損」、「大半損」、「小半損」、「一部損」に分類します。その「損害の程度」によって支払われる保険金が決まります。

今回は土砂災害の回避と被害にあった時の保険適用について話してきましたが、土砂災害の補償は細かいのでまずは弊社に相談してみてください。どんな小さい被害も対応いたします

保険の認定がおりなかった場合一切費用はかかりません。ご安心ください。

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

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