
今回この題名にしたのは、先日調査にいったお客様から、【保険会社が報告書と見積書だけでは保険をおろせないので、保険鑑定人をうかがわせたい】と連絡があったようです。そのことに関して、お客様には丁寧に説明し、こちらは決してびびることないので強気でいきましょうと話しました。また、ないかあれば私に言っていただければとお客様とも話、後日保険鑑定人の立ちあい日の調整をすることになりました。
事前にある程度予測できていたので、対応に関しては密に連絡をとっていたこともあり、お客様も特に問題なく進められたようです。今後この結果についてはブログで上げさせていただきます。


保険鑑定人とは
保険会社が言ってくる、保険鑑定人とは
保険申請に関する疑問や不明点が発生した際に、その紛争を解決するために派遣される専門家です。具体的には、被保険者や被保険物の損害調査や評価、保険金の請求や支払いに関する調査などを行います。
保険鑑定人は、保険会社や被保険者の依頼により、被保険物の現状や損害状況を調査し、その損害額を評価することが主な業務です。また、保険契約書の解釈や、保険金支払いの適否を判断するための専門知識を持っています。
保険鑑定人は、公正中立な立場で紛争を解決するため、被保険者や保険会社の利益に偏らず、客観的な判断を下すことが求められます。保険鑑定人は、一般的に独立した第三者機関から派遣されることが多く、専門的なトレーニングを受けた資格者が担当することが一般的です。
ちなみに聞こえはしっかりした公正な立場でやってくれそうですが、完全に保険会社よりなので注意が必要です。
年度初めの4月は保険会社は厳しい
火災保険がおりずらい時期は、以下のような状況が考えられます。
1.自然災害が頻発する時期の前
大雨や台風、地震などの自然災害が多発する時期の前は、
保険会社が被害に遭った人々からの保険金請求が集中し、
火災保険の申請が多くなります。
なので、そのための資金を蓄えておかなければならないので、台風が来るまえの4月・5月は保険会社も厳しく対応してきます。
2.経済的な不安定期
景気が悪くなり、多くの人々が失業や収入減少に直面すると、
火災保険に加入することが難しくなる場合があります。
また、保険料の支払いが滞ることが増え、保険会社もリスクを抱えることになります。
そして今回のように年度初めから景気が減少している4月・5月は特に最悪なのです。
3.建築資材や労働力の価格が高騰する時期
建築資材や労働力の価格が上昇すると、火災保険の保険金額も上昇することになります。
このため、保険会社はリスクを抱えることになるため、
保険の承認を控える傾向がある場合があります。
これも今年の4月から賃金の引き上げや、物価の高騰、エネルギーの高騰などで打撃を受けています。
ただし、火災保険がおりずらくなることはあっても、
火災による被害は予想外のものであり、保険に加入することが重要です。
しかし、このような保険会社に果たして入る必要があるのかと疑問がありますね。
保険鑑定人に注意すること
保険鑑定人は、保険金請求における鑑定業務を行う専門家であり、
正確な査定や判断を行うことが求められます。
しかし、そんな保険人のいうことを真に受けると損しかしないので、以下に、保険鑑定人に注意することをいくつか挙げてみます。
1.品質の高い鑑定業務を提供していてお客様にわかりやすい説明ができているかを確認することが大切です。
保険鑑定人は、専門的な知識や技術を持った資格を持っていないとだめです。
その専門性を生かした適切な査定や判断を行っているかのように思えますが、お客様が納得いくような説明ではなく、ただ単純にわかりずらく説明し、あたかもこちらの知識不足かのように見せてきます。それを真に受けてしまうといいように言いくるめられてしまうので注意です。
2.信頼できる保険鑑定人であるかどうかを確認することも大切です。
信頼できる保険鑑定人は、独立性や中立性を保ち、
公正な判断を行います。保険会社や被保険者に偏らない、
第三者的な立場で鑑定を行っているかどうかを確認することが必要です。
中には本当に第3者の目線で行ってくれる方もいるのでそういった方かどうか見極めることが大事です。
3.費用や契約条件などを明確に確認することも大切です。
保険鑑定人との契約内容や鑑定費用について、明確な説明がない場合は、不明確なまま契約を締結することは避けるべきです。また、納得がいかない場合には複数の保険鑑定人の調査をお勧めします。
4.評判や口コミなどを確認することも有用です。
保険鑑定人の評判や口コミを調べ、実績や信頼性を確認することが重要です。
名刺をもらってそのあとインターネットやSNSなどで評判を調べることができます。
これにより、同じような調査結果が出たなどや、【これは台風の被害ではないですと一転張りかどうか】などの情報もつかめたりします。
以上の点に注意することで、保険がおりる可能性が増えます。
まとめ
今回は、火災保険申請後に保険会社から保険鑑定人が調査するといわれた時の対応についてメインで話していきましたが、基本的に4月・5月の保険会社は保険を下ろすことにかなり抵抗する時期と思っておいて良いでしょう!
そういった時期にいかにおろせるかが、火災保険申請サポートの力量になります。
【台風救済センター】は年間約93%おろしている実績があります。
閑散期の時期ほど【台風救済センター】にお任せを!



