先週から西日本で大雨の被害が多発していますが、皆様は大丈夫ですか?

関東では猛暑となり暑い中、九州はかなりひどい地域もあるようです。

これがおさまってそのあと気になるのが建物の被害ではないでしょうか。

特に雨漏りは、被害が遅れてくる可能性も高く厄介な被害です。

今被害がなくても、一度プロの方に建物を見ても立った方が良いかと思います。

【台風救済センター】でも無料の調査を行っております。

お気軽にご連絡ください。

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?
九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

2023年7月九州大雨

NHK引用

2023年7月10日 21時03分

福岡県と大分県に発表されていた大雨の特別警報は10日夕方すべて大雨警報に切り替えられました。ただ、各地で記録的な大雨となり、すでに川の氾濫や土石流などの土砂災害が相次いでいます。川や斜面などからは離れ、引き続き今夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

気象庁によりますと、本州付近に停滞する前線の活動が活発になった影響で、

明け方以降、福岡県、佐賀県、大分県で線状降水帯が相次いで発生したとのこと。

気象庁は10日午後5時半ごろ、

福岡県の朝倉市と久留米市、うきは市、八女市、添田町、東峰村、大分県の日田市、中津市に出していた大雨の特別警報を警報に切り替えました。

この時間、雨のピークはいったん過ぎましたが、

24時間に降った雨の量は福岡県の英彦山で午前9時50分までに423ミリ、

久留米市の耳納山で午前9時半までに402.5ミリといずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

このほか朝倉市で午前9時20分までに349ミリ、

大分県中津市耶馬溪で午前10時10分までに315.5ミリなどと

平年の7月1か月分に匹敵する雨量となっているところもあります。

6日の降り始めからの雨量は福岡県の英彦山で600ミリを超えるなど記録的な大雨となっていて、

各地で地盤が緩むなど災害のリスクが高くなっているとのこと。

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

福岡県と佐賀県、大分県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして

「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

これまでに氾濫が相次ぎ、大分県を流れる山国川上流部と花月川、佐賀県を流れる徳須恵川、福岡県を流れる小石原川、福岡県を流れる巨瀬川、佐賀県などを流れる城原川では氾濫発生情報が出ました。また、福岡県ではほかにも氾濫危険水位を超えている川があります。

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

国交省会見「局地的に大雨が降れば一気に状況が変わる」

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

大雨の特別警報を警報に切り替えるのに先立ち、

気象庁と国土交通省は午後5時ごろ合同で会見を開きました。

この中で国土交通省の豊口佳之河川環境課長は、「筑後川などでは高い水位が継続していて大雨警報に切り替わったからといって災害の危険がなくなったわけではない。広域的、集中的に長時間降るような状況は見込まれないかもしれないが、局地的に大雨が降れば一気に状況が変わる可能性がある。当面は川に近づくことなどを避け避難情報に従って身の安全を確保してほしい」と呼びかけました。

また、「これまでの雨で流域は湿潤状態にあるほかダムは、多くの水がたまっているため余力があまり無い。今後、大雨が発生すると河川の氾濫の危険性が高まる。今後の大雨の状況には注意してほしい」と話しています。

11日にかけ前線停滞 西~北日本で激しい雨のおそれ

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

今後の見通しです。

前線は11日にかけてほとんど位置を変えずに停滞する見込みで、西日本から北日本の広い範囲で雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。

夜のうちは川や山沿いの渓流斜面などからは離れ、引き続き、安全を確保するようとのことです。

また、東北の日本海側でも13日ごろにかけて大雨のおそれがあるので注意が必要です。

大雨による雨漏りは火災保険対象外なのか

雨漏りが火災保険の補償対象になるかは雨漏りの発生原因によって異なります。

台風などの自然災害で屋根等が破損して雨漏りが発生した場合は火災保険の補償対象となります。しかし、大雨による雨漏りは基本保険対象外です。

そして経年劣化やもとからあった隙間などが原因で雨漏りが発生した場合も火災保険の補償対象とはなりません。

補償の対象となる事例
以下のような自然災害が原因となって雨漏りが発生した場合は火災保険の補償の対象となります。

台風や暴風などで屋根瓦が飛び、雨漏りが発生した(風災)
雹(ひょう)によって屋根に穴が開き、雨漏りが発生した(雹災)
強風によって飛んできた看板が屋根に当たって破損し、雨漏りが発生した(風災)
雪の重みで雨どいが変形し、雨漏りが発生した(雪災)
雨漏りが補償される被害
火災保険の中にはさまざまな補償が含まれていますが、その中で雨漏りの被害と関連があるものとして「風災補償」「雹災補償」「雪災補償」があります。それぞれどのような場合に補償されるのか確認しておきましょう。

風災補償
風災とは、台風、旋風、竜巻、暴風雨により生じた損害のことをいいます。台風による強風で屋根瓦が飛ばされてしまった、窓ガラスが風圧で割れてしまったという場合や強風により飛ばされてきた物が家に当たって壁が壊れたという場合などに補償を受けられます。強風で屋根が破損したことによる雨漏り、強風により屋根や窓ガラスが破損してそこから雨が吹き込み、家電や床に損害が発生したという場合は、この風災での補償となります。

台風
台風被害は火災保険でどこまで補償を受けられる?
毎年日本を襲う台風ですが、温暖化の影響か以前と比べて強力な台風も増えてきたように感じられます。


雹災補償
雹災とは、雹またはあられ(雹:直径5mm以上の粒、あられ:直径5mm未満の粒)により生じた損害のことをいいます。雹によって窓ガラスが割れてしまった、雹で雨どいが破損してしまったという場合に補償を受けられます。雹によって屋根に穴が開いたことが原因で雨漏りが発生した場合などではこの雹災での補償となります。

雪災補償
雪災とは、豪雪の際の雪の重み、雪の落下などによる事故または雪崩による生じた損害のことをいいます。雪が降り積もり雪の重みでカーポートがつぶれてしまった、雪の重みで屋根が破損してしまったという場合などに補償が受けられます。雪によって雨どいが変形してしまい雨漏り被害を受けた場合は、この雪災での補償となります。

水災補償ではない
雨漏りは水に関することなので水災補償になると思う方もいるかもしれませんが、基本的に水災補償の対象とはなりません。水災補償で補償されるのは、台風、暴風雨、豪雨などによる洪水、高潮、土砂崩れなどにより生じた損害です。

被害状況別の火災保険の補償

豪雨によって冠水した場合
豪雨によって冠水し、建物や家財に損害を負った場合、

保険会社で定める支払要件以上の被害であれば火災保険の水災補償で補償を受けられます。

水災補償における支払要件は一般的に以下の通りです。

建物(家財)の保険価額に対して30%以上の損害を受けた場合
「床上浸水」または「地盤面から45cmを超える浸水」によって損害が生じた場合
実際に損害を受けていたとしても、床下浸水に留まっていて保険価額の30%未満の損害であった場合は火災保険では補償を受けられません。

支払われる保険金は、実際の損害額から設定している免責金額を除いた金額です。

ただし、保険商品によっては損害の大きさにより損害額の70%、10%、5%などと損害額の全額が補償されないものもあります。

豪雨による土砂崩れの被害に遭った場合
豪雨による土砂崩れの被害に遭った場合も火災保険の水災補償による補償となります。

河川や海から離れているからといって水災補償を外している場合は雨が原因の土砂崩れの被害に遭っても補償を受けられません。短時間での集中豪雨の増加や高齢化による山地の手入れの放棄などで土砂災害の危険性は増しています。近くに山やガケがある場合は火災保険の補償内容を見直してみましょう。

なお、水災補償による補償となるので受けた被害が水災補償を支払要件を満たしている必要があります。保険価額の30%未満の被害で、床上浸水していない場合は補償を受けることができません。

土砂崩れ
土砂崩れによる被害は火災保険で補償されるのか。
台風や集中豪雨などによって地盤がゆるんで土砂崩れが起こることがあります。土砂崩れによって

豪雨中の落雷で建物・家財に被害を受けた場合
落雷による損害は多くの場合、火災保険の基本補償の中に含まれています。落雷で火災が起きた場合はもちろん、落雷によって屋根等が破損した場合や過電流によって電化製品が故障した場合も補償を受けることができます。ただし、備え付けでない電化製品の故障は家財を保険の対象としている必要があります。逆に、家財のみを保険の対象としている場合は建物の損害は補償されません。

落雷による損害で注意が必要なのはパソコンです。パソコン本体の損害は補償の対象となりますが、消えてしまったデータやプログラムなどは火災保険の補償の対象外です。また、デスクトップは補償対象でもラップトップ(ノートパソコン)は補償対象外という保険会社もありますので事前に補償範囲を確認しておきましょう。

まとめ

今回は九州がかなりダメージをおっていますが、

これは台風がきたりすると色々な地域が同じようなことがおきます。

そして、雨漏りが火災保険の対象になると思っている方もおおいですが、

基本的に今回の九州のような大雨での雨漏りに関しては火災保険対象にならないケースかと思います。

しかし、風が強い地域であれば風災の認定がおりる場合あるので、まずはプロに調査してもらうことをお勧めします。

【台風救済センター】でも無料の調査を定期的に行っていますのでお気軽にお問合せください!

九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?
九州北部で記録的大雨 しかし、大雨では火災保険は使えない!?

      【執筆者プロフィール】         【記事監修プロフィール】

名前:坂野 直耶
経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事
この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、
お客様との長期の関係性が構築できない事です。
火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、
お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても
【三方良し】となっております
名前:千葉 彰
経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事
一言:画像のスーツも実は保険でおります!
インターネットのコメントで良く、
【申請をするなら直接保険会社へ!】や
代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。

Follow me!