5月は、石川県、千葉県、愛媛県など地震が非常に多かったです。
その時に地震の警戒や地震の時に注意したほうがいい旨のブログはあげさせていただきました。
そんな中、今度は北海道で地震が起きました。
北海道も都道府県の中では地震が多い地域となります。
なので警戒していた方も多いでしょうが、
地震が少ない地域などの他の県の方も今後地震が来た時の対策のために見ていただけると幸いです。
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目次
6月11日、北海道・浦河沖を震源とする地震
6月11日(日)18時55分ごろ、北海道・浦河沖を震源とするマグニチュード6.2、
深さ136kmと推定される地震が発生しました。
この地震により、北海道千歳市などで最大震度5弱の強い揺れがおき、北海道から関東にかけての広範囲で震度1以上を観測しました。
そして、「異常震域」状態も発現
気象庁は、揺れの強かった地域では、
地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
他の県でも地震の警戒は怠らないでください。
一般的には、今回のような深発地震では大きな余震が少ない傾向があります。
深発地震とは
深発地震(しんぱつじしん)とは、地下深いところで発生する地震のことであります。
深発地震は原則として、深く潜り込むリソスフェア(スラブ)内部の性質変化に起因するスラブ内地震である。
プレートテクトニクスの観点からは海洋プレート内地震(沈みこんだ海洋プレート内で起こる地震)に分類される。
簡単に言うと、震源が深いため、震度が大きくても、地上で被害が起きることが少ない地震ということでしょうか。もちろん規模がでかかったら被害はあります。※違ったらごめんなさい
震源が深くこの地震による津波の心配はありません。
浦河沖を震源とするマグニチュード6以上の地震は2016年1月以来7年ぶりですが、
今回の震源の深さと同様の深発地震に限定すると1981年1月以来で、42年ぶりの発生です。
気象庁よる速報解析では、地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型の地震とみられます。
この領域で知られているプレート境界よりも震源が深いことや、地震のメカニズムから考えると、陸側のプレートの下に沈み込む太平洋プレートの内部で発生した地震と考えられているとのこと。
震源が深かったため、津波の発生の心配はないと発表しています。
今回は「異常震域」状態も発現
震源が深かったことで、地震波が伝わりやすい太平洋プレートに沿って、北日本や東日本の太平洋沿岸には揺れが広範囲に伝播しました。
揺れの強さが同程度になる場所が同心円状に分布しない、異常震域といわれる震度分布です。
震央から直線距離で800km近く離れた東京都千代田区や神奈川県横浜市など、震源から遠い所でも震度1を観測しています。
異常震域とは
「異常震域」とは何が異常なのかというと、
異常震域とは、通常の地震は「震源の近く」であるほど揺れが大きくなるのに、
「震源から遠く離れた場所」で揺れが大きくなる現象を言います。
震源は「伊勢湾」なのに「関東」が揺れる。
震源は「日本海」なのに揺れたのは「太平洋側」。
地下数百キロで発生する地震(深発地震)でみられる異常震域。
「異常」と言われるとびっくりしてしまいますが、
何が「異常」なのかをかみ砕いて説明していきます。
何が「異常」なのか…
“異常震域”といわれると何か異変が起きているのでは…と思ってしまいますが、
地震現象としてはたびたび発生しているので異常ではありません。
ではなぜ異常といわれるのか。それは通常は「震源の近く」であるほど揺れが大きくなるのに、「震源から遠く離れた場所」で揺れが大きくなるからです。
字のとおり、「震域」つまり震度を感じる地域が「通常と異なる」ためです。
これは震源が深いときに起きる現象なことやこれによる地上への被害が起きることはほぼないので
名前だけすごそうになってしまってますがそんなに焦らなくても大丈夫です。
しかし、あくまでそれは津波とか人的被害の話であって、建物に関しては被害がある可能性があります。
地震後は建物の調査をおすすめします。
地震がきたあとは、建物になにか異常があることが多いです。
特に今回の震度5の地域はまず建物がおかしくなっていないかなどの点検をしておいた方が良いと思われます。
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【執筆者プロフィール】 | 【記事監修プロフィール】 |
名前:坂野 直耶 経歴:塗装工として現場作業・監督などに従事 この仕事で伝えたい事:現場担当として喜ばれることは今までは完工した時の見栄えの良さ!でしたが、長く保つメリットが利点とすると欠点としては、 お客様との長期の関係性が構築できない事です。 火災保険や地震保険では長期的に色々とご相談を頂くので現場にとっても、 お客様にとっても、支払いをする国や保険会社にとっても 【三方良し】となっております | 名前:千葉 彰 経歴:大手損保業界の裏側をみて嫌気がさし、出口である支払いを増やす仕事に従事 一言:画像のスーツも実は保険でおります! インターネットのコメントで良く、 【申請をするなら直接保険会社へ!】や 代理店に相談すればいいだろうと言われておりますが、実際に0円やありえない判定で相談が台風救済センターに多くきておりますので記事としてどんどん書いていきます。 |